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K A M O M A I L

ネコに煮干しをあげてください。

東下りボッチ旅

見物 トーキョー

朝起きて、千疋屋のフルーツセットで朝ごはん。
ひきつづきの東下りボッチ旅、恒例の展覧会めぐりです。

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ヨコハマまでスーパーフラット・コレクション展を見に行って・・・

せっかくだし中華街で中華粥食べてハリネズミまんでも買おうかな・・・と思っていましたが、雨が強くなってきたので断念。

トーキョーに戻って銀座のエルメスで「YÔKAÏNOSHIMA」シャルル・フレジェ展

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エルメスのメゾンに入るのは、大昔母上のおともをして以来で、若干挙動不審になっていたのはヒミツですにゃ。(//ω//) キャー

YÔKAÏNOSHIMA(妖怪の島)とは日本のこと。この展覧会は、フレジェが日本の祭神たちを写真に収めたもので、祭の中ではなく海辺や山の境界に現れる神=マレビトはそれらしく、あわせて、外国の獣人たち Wilder Mann も展示されていて、収穫の祭、春を待つ祭・・・など、季節折々の土着の神たちの類似性・相違性がおもしろい。

仮面やかぶりものを被るヒトの目は、ほとんどかくされているのだが、ときおりちらとのぞく目線があって、ドキリとす。

Yokainoshima: A Celebration of Japanese Folk Rituals

Yokainoshima: A Celebration of Japanese Folk Rituals

 

それから、東京ステーションギャラリーで『ジョルジョ・モランディ 終わりなき変奏』展。

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同じ壜や壺、自作の静物を配置を変え、重なりを変えながら、しつこく描き続ける。まさに変奏。
ときに光のあて方を変えてみたり、ときに対象の境界がなくなったり、ときに・・・そのさまがおもしろいのであって、これは1枚だけ取り出してみてもつまんないかもしれない。

モランディは静物につもる埃を払わぬよう注意して、それを描いていたそう。
くすんだスモーキーな色あいもそれゆえなのか。変化のない静物とごくわずかに変化のある埃の堆積=時間とを画面にあらわそうとしていたわけで・・・オブジェクトの置換によってあらわれる形の動きだけでなく、時間の変化も内包していて、一見大して変わっていないように思える画面も、つねにごくわずかにふるえつづけている。
これってある意味で詩作のプロセスと似ている気がして・・・有限な言葉の連なりを組換えによって、置換によって、キラリと光る瞬間をとらえようとする・・・今回、目にしたモランディの試みが、あ、わたし、好きだな、と思ったのでした。

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ギャラリーの煉瓦壁も、ともすれば単調になりそうな展示をひきしめていて、よい仕事をしていましたぞよ。

 

展覧会を3つも回るとさすがにつかれてきたので、甘いものでも食べて帰ろうーと思ったら、どこも八つ時の混雑。あきらめて、テイクアウト甘味。

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はからずも千疋屋まつり(ペロリ

新幹線でひといきつきながら、帰京の途につきました。