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K A M O M A I L

ネコに煮干しをあげてください。

ダリる、パラノイア的=批判的

サルバドール・ダリ。溶けた時計のモチーフやピンと上向きのカイゼル髭で有名なスペイン出身のシュルレアリスト。前回2006年の回顧展から10年ぶりのダリの展覧会が開かれています。

ようやくやり方を理解したポケモンGOでポケスポットをめぐりながら、夏空の下、京都市美術館『ダリ』展へGO。

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展覧会はダリの生涯に沿ったかたちで進んでいきます。
美術アカデミー以前、アカデミーでの友人たちとの出会い、キュビズムからシュルレアリスムへの傾倒、ガラとの出会い、アメリカへの亡命、原子力時代、スペインへの帰還、晩年の作品たち・・・だまし絵のような手法をとりながら、パラノイア的=批判的方法や形態的こだまといったスタイルを確立していく。

意味のないものの中に見える意味。その見える意味すらうまく意味がつかめない。エキセントリックで思いつきの作品のように見せて、直感的に、技術的によく考えられている。
本当は考えるほど意味など「ない」のだと思いますが、その無意味さがどこか意味を考えさせるような、延々白昼夢を見ているような感覚。

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メイ・ウェストのくちびるソファ

そう、ダリには「ダリ」というスタイルがあって・・・それを徹底してさらにつきぬけているから、おもしろいのかな・・・と思います。

個人的には、ダリがデザインした舞台装置や「ドン・キホーテ」「不思議の国のアリス」の挿絵、「ガラの晩餐」がよかった。

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とおりすがりに細見美術館『伊藤若冲』展に寄り道。

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それから、末富「女郎花」をいただいて、一之舩入でコイキング、ゲットだぜ!

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美術館後の定番コース