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K A M O M A I L

ネコに煮干しをあげてください。

ラスコー3がやってきた

見物 トーキョー

ラスコー洞窟は、フランスのヴェゼール渓谷にある洞窟。約2万年前に、ホモ・サピエンスの一種であるクロマニョン人によって、K字状に分岐する洞窟の壁面に数百頭の馬、牛等が描かれたもので、世界遺産にも選ばれています。


約70年前、村の子どもたちが見つけた

オリジナルのラスコー1は、大勢の観光客が訪れたため劣化が進み、1963年以降閉鎖されています。代わりに1983年複製洞窟ラスコー2ができ、さらにポータブル壁画のラスコー3が海外での展示を経て、上野の国立科学博物館にやってきてます。

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思っていたより入り組んでる

 

洞窟に残されていた絵具やランプなどをながめた後、ラスコー3に入ります。

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実物大に再現された壁画たち(身廊と、井戸状洞窟)

線画で描かれた上から彩色し、さらに線画で描いている。

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黒い牝牛
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馬がたくさん

レプリカならではだなー・・・と感心したのが、薄暗い洞窟が定期的に暗くなり、線画で描かれた部分が青白く照らされる。明るい洞窟では見えない動物たちが浮き上がってくる。

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泳ぐシカ
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背中合わせのバイソン

クロマニョン人は、真っ暗な洞窟の中、ランプで照らしながらこれらの絵を描いていたのだろう。その感情とは衝動とは・・・いったいどんなものだったんだろう。
(わたしはそれは、現代の人間のことばやら価値観やらでは、まったく捉えられないものだったのではないか、と想像している。)

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鳥人間
(井戸状洞窟に描かれた、唯一の人間)

おもしろい。

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展覧会では、クロマニョン人の生活についての研究も紹介されています。

 

ラスコーシリーズは、2016年12月のオープンに向け、ラスコー4のプロジェクトが進行中。

Construction du Centre International de l’Art Pariétal Montignac-Lascaux
Lascaux - A visit to the cave

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ぞくぞくラスコー複製中。