K A M O M A I L

ネコに煮干しをあげてください。

晩夏の怖い絵と、おまけの忍者

兵庫県立美術館で絶賛開催中の「怖い絵展」に行ってきました。

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この展覧会は、中野京子さん著作の本『怖い絵』シリーズを下敷きにしたもの。展覧会の開催が発表されたときからめっちゃたのしみにしていました。

怖い絵

怖い絵

怖い絵2

怖い絵2

怖い絵3

怖い絵3

新 怖い絵

新 怖い絵

中野さんの本を読んではじめて、絵の描かれた背景を知ってから鑑賞する楽しさ・おもしろさを知った気がする。聖書や神話のものがたりや、当時の風俗、世界史の知識がつながって、絵画がとたんに立体的に見えてくる。

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休日のせいか大変な混雑で、昼過ぎに美術館に着いた際には、チケットを求める人、会場に入る人、オーディオガイドを求める人で長蛇の列。(同行のともだちが先にチケットを買ってくれていたので、助かりました。ありがとう!)

怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック

怖い絵のひみつ。 「怖い絵」スペシャルブック

展覧会スペシャルブックで適宜予習をしつつ、わくわくしながら会場へ。

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この展覧会はキャプションを読んだ方がたのしめる。
行列に並んで最前列で順番に見ていると自分のペースで見られないので、ちょっと離れたところからじーっとキャプションを読んで待つ。そのうちふと列が途切れる。その隙にずずずいと絵に近づいて堪能する。ヒットアンドアウェイ (違)、そのくりかえし。
会場内で絵を見るのにも混雑しているし、待ち時間の気がまぎれるので、オーディオガイドのご利用もオススメします。(オーディオガイドを借りるのにも並んだけどね (^_^;) 。)

「怖い絵」の怖さとは、無自覚に見るとへーこれはこんな情景だねと流してしまう絵でも、知ってしまうと、ああ、そういうことか・・・と気づいてしまうギャップの怖さ。
これを描いた人・注文した人は、いったい何が描きたかったのだろう、これを見た当時の人はどういうふうに思ったのだろう、とさらに思いをめぐらせる。
なにごとも知識があるとおもしろさが深まりますが、絵画もいっしょだな!(世界史選択でよかった!)・・・と思ったのでした。

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図録(ここも行列・・・)もゲットしてホクホクしたあと、ついでに同じ県立美術館で開催中の「井上涼 〜忍者と県立ギョカイ女子校」展へ。
井上涼さんといえば、NHK「びじゅチューン!」の中の人。こちらもびじゅつのたのしみをちがう角度から教えてくれる。

びじゅチューン! DVD BOOK 3

びじゅチューン! DVD BOOK 3

今回の作品はびじゅチューン的なものではないけれど、正面・右・左・床の4面に映し出される10分程度の映像作品を座って見学。
おなじみの雰囲気に、クスクス笑えるネタが仕込まれていて、お気楽に、とてもたのしみました。

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えいやあ!

「えいやあ」って、そもそもなんだろうねー?という話になり、帰って大辞林さんで調べてみたら

【えいや】(感動詞)力を入れて引いたりするときのかけ声。
【えいやっと】(副詞)①力を入れて行うさま。②思いきりよく決断するさま。 ③かろうじて。ようやっと。

という意味らしい。ふむ。
「えいやあ!」